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「灰汁」<アク>??「湯がき」??
突然、「筍」がやってきた!
突然、「タケノコ」が送られてきたら・・・「おいしそう!」と歓声を上げますが、心の中では・・・
<皮むきが大変>、<ゴミが出る!>、<手が荒れる>、 <灰汁抜き(湯がき方)が分からない?>etc、etc。
確かに、慣れていないと「やっかいな食材」ですねぇ。筍は。
筍を「湯がく」の、実はとっても簡単ですょ。
もし、「筍の皮」を一枚ずつ"剥こう"とされているなら、こちら「筍」の産地で、よく行われてる方法をご紹介しましょう。
京都洛西の「筍」を美味しくお召し上がって欲しいから・・・。
皮をむきます。
<1> 竹の子を縦に置きます。
<2> 竹の子が転がらないようにしっかり抑えます。
<3> 竹の子の根本の方から包丁の角を使って切り込みを入れていきます。
<4> 根本は浅めに
<5> そのまま穂先に向かって真っ直ぐに・・・
<6> 竹の子の中央に来ると少し力を入れて「深く」
上記の包丁の入れ方をより詳しく・・・。
<一番左の写真>赤い部分が「包丁の動き」。薄いブルーの部分が排除される「皮」
<一番左の写真>赤い部分が「包丁の動き」。薄いブルーの部分が排除される「皮」
<7> 切り込みに手を添えます。
<8> 両手で中央から外側に開きます。
<9> あっと言う間に皮が剥けます。
一手間かけて丁寧に・・・
<1> 上の写真9の続きです。今回は大きめの竹の子でしたので、剥き終える前にあらかじめ半分に切りました。
<2> 一枚ずつ剥くより早く、しかもこの方が手が汚れにくいです。
<3> 皮をゴミとして捨てるのも楽ですよ。
<4> 根本の赤いイボイボを取りましょう。
<5> 削ぎ取る様に落として下さい。
<6> これで下処理は完成です。
米糠を使う場合
<1> 必ず「水」から茹でます。
<2> 「鍋」に入りきれない場合は、竹の子の「先端」をカット。
<3> 竹の子を「鍋に」重なり合わないように、横並びに並べてください。
<4> 竹の子を先にお鍋に並べ、「水」は後からで入れて良いですよ。(分かり易くする為、逆に解説しました。)
<5> 水の量は竹の子がしっかり浸かる様に
<6> 米糠を入れましょう。
<7> お玉で軽く一杯くらい入れて下さい。
<8> 米糠を入れたところ。
<9> 火にかけましょう。
「米ぬか」を利用して湯がいた竹の子
およそ、50分から1時間(竹の子の量によってはそれ以上) お湯が少なくなると「水」を追加しながら 待ちます。(今回はIHで中火で60分茹でました。)
「お箸」等を竹の子の根本に刺してみて、柔らかくなっていれば出来上がりです。 お水を鍋一杯になる様に足して、ゆで汁が冷めるまでこのまま置いて下さい。
米糠は田んぼでお米を作っていますので、当店にてお買い求め下さったお客様皆様にタケノコにお付けしております。
「筍」が余ったら
大きめの「ボール」か「鍋」に水を張り冷蔵庫へ。 お水を毎日換えれば一週間ほど日持ちします。